転機の天気~転機を力に~

様々な方の転機をインタビューし、未来を前向きに考えたい、そんなブログ。時々旅や清水エスパルスについても語ります。

【清水エスパルス】2003~2021好きな選手⑦

こんばんは、今日雨の中外出した際に、昨日寄ったパン屋にビニール傘を置き忘れていたことに気づいたんですが、いつもきれいサッパリ傘の存在を忘れるんですよね…

2010シーズン 長谷川健太監督6年目 「今度こそタイトルを」という思いのもと、2009シーズンからの戦力を維持しつつ、30小野伸二選手を獲得、慣れ親しんだ4-4-2システムから4-3-3システムに変えて、より攻撃に重きを置いてタイトルを狙いました。開幕からワールドカップ中断前まで勝ち星を積み重ね、ワールドカップ後も前半戦最終戦鹿島アントラーズ戦で勝利し、首位で折り返しと「いよいよ、機は熟した!」と思ったのですが…後半戦が始まったとたんに連敗、記録的な猛暑の影響もあったのか、9月に入っても選手の動きが重い試合も多く、勝ちきれない試合が続きました。名古屋とのホームゲームでは一時同点に追いつくも1-5という大敗で優勝がここでほぼ途絶えてしまいます。その後、やや復調するもACL圏内に入ることもできず、リーグは6位フィニッシュ。ヤマザキナビスコカップ(現ルヴァンカップ)でも準決勝で敗退、長谷川監督や市川選手、伊東選手の退団も発表された後の天皇杯決勝では鹿島アントラーズに敗北。このシーズンでも「あと1歩、2歩」タイトルに届かずに終わりました。

〇思い出深い試合 ホーム鹿島アントラーズ戦(2-1で勝利) 真夏の首位決戦のナイトゲーム、藤本選手のPKで先制するも、後半に追いつかれて一進一退の試合。途中出場の枝村選手のゴール(伊野波選手のクリアが枝村選手に当たって入るというゴールでした)で勝ち越して試合終了。首位で前半戦を終えることとなった勝利でしたが、この試合は30小野選手、23岡崎選手などに決定機がいくつもあり、「決めてくれよ…」と何度も思った試合でもありましたね笑

とはいえ、試合終了後はスタジアムが非常に盛り上がり、その後の明るい未来を信じずにはいられなかったのですが…

〇好きだった選手 18フローデヨンセン選手 結果的にこのシーズンで退団となってしまうのですが、前線での存在感は大きかったです。右に藤本選手、左に岡崎選手、そして中央にヨンセン選手を置いた3トップは、破壊力抜群で3人で多くのゴールを奪いました。2009シーズンもそうですが、ヨンセン選手は自らゴールを奪うだけでなく、確かな足元の技術があり、周りを活かすこともできる選手でした。さらに、守備でのプレスも怠らない、文句のつけようのないFWでした。ベテランと呼ばれる年齢であったため、猛暑の夏場にコンディションが落ち、チームの調子も落ちてしまったのは残念でしたが、それだけ清水の攻撃のキーマンだったんですよね。岡崎選手とのコンビネーションは抜群で、「岡崎選手は世界で間違いなく通用する」と高く評価をしていましたよね。

このシーズンでは、タイトル奪取のためにより攻撃的に戦うことを選択したものの、それまでのシーズンと比べて、守備の脆さが目立ってしまったシーズンでもありました(中盤の枚数を1枚減らしたのでまあ…)。それでも、攻撃陣はリーグ屈指と言える攻撃力を発揮、この年加入した小野伸二選手も安定した活躍を見せてくれました。

この2010シーズンで長谷川健太監督は退任、タイトルこそ獲れなかったものの、数多くの選手を代表クラスまで育てて、チームを中位以上に引き上げるなど、名将と呼ぶにふさわしい監督でした。このあと、ガンバ大阪で3冠を達成することになり、清水で獲得できなかったタイトルを多く手に入れるんですよね…

2010シーズン終了後には長谷川健太監督とともに、多くの主力選手が退団することになり、2011シーズンは新たなサッカーをすることとなりました。

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長谷川健太体制のような強さのための、現在の苦しみと考えれば…