転機の天気~転機を力に~

様々な方の転機をインタビューし、未来を前向きに考えたい、そんなブログ。時々旅や清水エスパルスについても語ります。

【清水エスパルス】2003~2021好きな選手⑪

こんばんは、今の時期はホタルが見られますね。小学校低学年の頃、地元静岡の中島の浄水場?でホタルを見に行ったのを思い出します。ゲンジボタルが綺麗でした。

2014シーズン アフシン・ゴトビ監督4年目~大榎克己監督1年目        2013シーズン後半に攻守がかみ合ったチームは、ラドンチッチ選手が退団、ノヴァコビッチ選手が加入・レンタル移籍を繰り返していた長沢駿選手も復帰しました。PA内で決定力を発揮するストライカータイプのノヴァコビッチ選手と長身の長沢選手の2トップが機能して、序盤はノヴァコビッチ選手がPA付近でプレーできていました。しかし、長沢選手が怪我で長期離脱してしまい、チームは勝てなくなってしまいます。

ワールドカップによる中断後も勝つことができませんでしたが、ホーム柏レイソル戦で久々の勝利を果たします。しかし、この試合を最後にアフシン・ゴトビ監督は解任されれ、クラブOBでもある大榎克己氏が監督となりました。ゴトビ体制では相性が悪く、1勝もできていなかった柏レイソル相手にようやく掴んだ勝利が、ゴトビ監督のエスパルスでの最後の試合になったというのは悲しかったです…

大榎体制でも勝ち点を思うように伸ばすことができず、むしろ守備はより崩壊してしまい初陣のアウェーFC東京戦で0-4、ホーム浦和戦で1-4、ホームガンバ大阪戦で0-3と複数失点を繰り返してしまいます。

残留争いのチームを救う活躍を見せたのが22村田和哉選手でした。ホーム徳島戦での決勝ゴールで大榎体制の初勝利をもたらし、終盤戦でも存在感を発揮しました。ホーム新潟戦では、試合終了間際に右サイドをスピードで突破、PAで待ち構えていたノヴァコビッチ選手にクロスを入れて決勝点を演出しました。そして、アウェー川崎戦ではカウンターから抜け出して右足で決勝点!結局、最終節で残留となりましたが、貴重な勝ち点をいくつももたらしてくれました。

2011シーズンからのゴトビ体制が終焉してしまったシーズンでした。左右のアタッカーを生かすサッカーでしたが、攻撃の基盤としての守備の組織を仕込むのが上手い監督だったと思います。毎年のようにスタメンクラスの選手が退団してしまったこと、戦術の要となる「ボールを収められるセンターフォワード」がラドンチッチ選手や高原選手くらいしか活躍しなかったことが痛かったですね...ゴトビ監督の著書『ゴトビ革命』を買って個人的には思い入れもあっただけに残念でした…

〇思い出深い試合 アウェー川崎フロンターレ戦(3-2で勝利)            残留争い真っ只中で上位争いをしていた川崎とのアウェーゲーム。NHKで中継があり観ていましたが、劇的勝利でした!16六平光成選手のJ初ゴールや28吉田豊選手のゴールで2-2の同点に追いついた後は拮抗した展開。試合終了間際に中盤で川崎の大島選手から本田拓也選手がボールを奪い、石毛選手へ。石毛選手が右サイドを走り出していた村田選手にパス、村田選手は追いかけてくる川崎のDFを振り切って右足を一閃。貴重な貴重な決勝点を決めての勝利でした。2失点こそ許しましたが、失点しても選手が気落ちせずに戦う姿勢を貫いたナイスゲームでした。

〇好きだった選手 22村田和哉選手  このシーズンの村田選手は本当に救世主でした。2013シーズンに海外挑戦するも移籍先が見つからなかったところで清水に加入。以来選手としてはもちろん、清水の商店街の活性化やサポーターとの交流も積極的に行う、多くのサポーターから愛される選手でした。スピードを生かすために途中出場が多かったものの、途中出場した試合でジョーカーとしてしっかり結果を残してくれました。村田選手はこのシーズンの後も2018シーズン終了まで清水に在籍し、ピッチ内外で存在感を発揮してくれましたね。

このシーズンはゴトビ体制が終わってしまったのがただ残念でしたね。2010年の主力選手の大量流出の後のチームを率いてくれて、一定の結果を残していたのですが、残留するためには仕方なく…といった形だったと思います。この年はあまり現地で観戦できませんでしたが、天皇杯準決勝の味スタでのガンバ大阪戦は現地観戦しました。2-5で敗れはしましたが、石毛選手や金子選手が攻撃で躍動したり、ブエノ選手が守備でフィジカルを発揮したり「観に行ってよかった」と思える面白い試合でした。

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2014年は辛くも残留しましたが、翌年はもっと過酷でしたね...