転機の天気~転機を力に~

様々な方の転機をインタビューし、未来を前向きに考えたい、そんなブログ。時々旅や清水エスパルスについても語ります。

【第20節横浜FC戦】勝ち点1ゲットも失点は防げた失点…


こんばんは、横浜FC戦をDAZNで観戦してすぐに投稿します。投稿することによって気持ちが落ち着けば…笑

アウェー2連戦の2戦目は横浜FC、古巣との一戦となった11中山克広選手がスタメンに入りました。前半立ち上がりこそ思うように攻撃できていたものの、徐々に横浜FCにゲームを支配されるようになっていきました。

横浜FCとしては、右サイド(エスパルスの左サイド)で一旦ボールを収めてサイドのMFと3バックのDFを引き付けてから、サイドチェンジで左に回して、高木選手の左足クロスからのチャンスメークを狙っていたのだと思います。何度もクロスを入れられるものの、5ヴァウド選手、2立田選手、4原選手が中央できっちりはじいて守れていました。

そう、前半終了間際までは...

横浜FCの右サイドでのスローインの場面、横浜FCボランチの選手へのプレスがかからず、簡単に左サイドに展開されて高木選手が早めに上げたクロスを中央で合わせられて、先制を許します。

この失点、個人的には防げた失点だったと思います。まず中央で相手FWについていた2立田選手はもう少し相手に体を寄せるなり、競り合うなりして自由にヘディングさせないようにできなかったのか(早めにクロスを上げてきたということもあり、対応が難しかったというのはあると思いますが…)?

しかし、それよりも問題なのが、「なぜ右サイドから左サイドにノープレスであっさりサイドチェンジされてしまったのか?という点です。ハーフウェーラインから清水陣内に少し入ったところでボールを持たれて、気持ちよくサイドチェンジされています。同サイドの鈴木唯人選手はスローワーの近くに寄っていた相手選手についていました。ボランチの6竹内選手、13宮本選手どちらかがマークにつくか、プレスをかけてサイドチェンジさせずに、一度ボールを下げさせることができていれば、失点することもない場面だったのではないか…

ティーナ監督のサッカーは「相手のやりたいことを防いでいく」サッカーだと思っているので、要所ではプレスをきっちりとかけないと後手後手になってしまいます。現に、前半は後手に回るシーンが多く見られ、DAZN解説の福田さんにも「清水が後ろに重くなっている」と指摘されていました。

後半にロティーナ監督は4-3-3へのシステム変更を選択、10カルリーニョス選手、17河井選手、21奥井選手、27指宿選手を次々に投入して攻勢に転じます。サイドのMFがボールを持った時にSBがサポートできる形を安定して作ることができるようになり、4原選手からのクロスが何本も見られるようになりました。

そして試合がのこり10分くらいになったところで、CKから5ヴァウド選手が同点ゴール!昨年もそうでしたが、ヴァウド選手は守備だけでなくセットプレーでの得点源としても本当に頼りになりますね(たまにやるポカはご愛嬌ということで笑)!

ロスタイムには9サンタナ選手がGKと1対1のビッグチャンスを迎えるも決められず、さらにそのこぼれ球も決めきれず、1-1のドロー決着となりました。

エスパルスとしては勝ち点3を持ち帰って残留争いから1歩抜け出したかったところですが、最低限勝ち点を伸ばすことはできました。次の2試合がホーム大分戦、アウェー徳島戦のため、まだまだ勝ち点を伸ばすことが求められます。今日の試合の良くなかったところは次に改善してほしいです。

〇印象に残った選手 7片山瑛一選手                      このチームは結局片山選手が回していて、片山選手があと2人いれば万事解決なのでは…笑と思うほどに毎試合どのポジションでも活躍してくれています。今日の試合でもスタートは左のWB、MF?の位置でプレー、時折ゴール前に顔を出していました。そして、後半は右サイドのMFとして、右SBの原選手とチャンスを演出していました。ティーナ監督の戦術の理解度が高いだけでなく、実は身体能力も高く後半は前線でボールを収めて原選手のオーバーラップを促すポストプレー?で起点にもなっていました。18エウシーニョ選手、4原選手、10カルリーニョス選手と誰と組んでもサイドを機能させることができる本当に素晴らしい選手です。怪我にだけは気を付けていただきたいです…

先制を許してしまったものの、同点に追いつくことができたのはアウェー大分戦よりも改善している証拠です。途中出場した選手もそれぞれの特徴を生かし、良いプレーが見られたので疲れを癒やし、次節の大分戦に繋げてほしいです。

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攻め続け追いつくことができたのはプラスですね。