転機の天気~転機を力に~

様々な方の転機をインタビューし、未来を前向きに考えたい、そんなブログ。時々旅や清水エスパルスについても語ります。

【転機の天気】本ブログの新たな投稿について

4か月振りほどの投稿になってしまいました。

4か月の間にJリーグは動きがあり、本日J1リーグは最終戦でした。清水エスパルスセレッソ大阪とホームで対戦し、2-1で勝利!結果は知っているのですが、コロナワクチン接種のためほぼ映像を観れておりません…

映像はこの後観たいと思いますが、今回はこれからのブログ投稿について書きます。  急展開ですが、「様々な方の転機」について、書いていきたいと思います!

この1~2か月、自身で仕事や今後の行き方について色々と悩むことがあり、これからは「自分のやりたいこと」に集中していこうと思い至りました。

僕のように悩んでいる方、自分自身のために、他の方が経験してきた転機をインタビューしてそこから学ぶことはあるのか、転機に共通点はあるのかをまとめていきたいです。そのため、ブログのタイトルも「転機の天気」としました。これが転機だと感じたときに夏の晴れ空のような熱い情熱に駆られた人もいるかもしれない…もしくは、風も雨も強い、嵐のような逆境の中だと感じた人もいるかもしれない…はたまた、先行きに不安が広がる、曇り空のような状況を転機と感じた人もいるかもしれない。

それぞれの方のそれぞれの「転機」を知りたいので、「転機の天気」を始めます!

  • そもそも人生の転機は存在するのか?
  • 「これが転機だ!」とその時、わかるものなのか?
  • 他の方の転機から学ぶことはあるのか?

宣言してしまったので、進めていきます(いざ始めるときに腰が重いタイプ…)twitterとインスタグラムのアカウント作成と、何よりもボイスレコーダーを購入しないと…

【第24節G大阪戦】攻撃の形に乏しく、一発に泣く試合に...

こんばんは、エスパルスの試合のあった日から少し経ってしまいましたが、ブログ投稿します。夏の移籍でJ2のクラブにエスパルスと関係のある選手が移籍しましたので、チェックしたい試合が増えましたね。

13日金曜日に清水エスパルスが対戦したのは、G大阪エスパルス同様に残留争い圏内にいるチームで、いわゆる「6ポイントゲーム」、勝敗が今後のリーグ戦を占うかもしれないくらい重要な試合でした。前半戦で戦ったアウェーゲームでは0-0、今回の試合でもGKの東口選手、三浦選手、昌子選手といった代表クラスの守備陣を相手にゴールをこじ開けられるかがポイントとなりました。

スタメンには前節活躍した14後藤優介選手と16西澤健太選手が入り、7片山選手は左SBに入りました。また、17河井選手がボランチの一角に入りました。このところ、右のMFに入ることが多かった片山選手でしたが、この試合では後藤選手の機動力と西澤選手のキック制度の高さでチャンスを作ることを選択したように思います。

しかし、試合開始早々から前線でボールを収めることができず、守る時間が長くなってしまいます。9チアゴサンタナ選手へボールを当てるも、ガンバ大阪の守備陣の寄せが速く、ボールを回収されてしまう。中盤と前線を繋ぐ役割の23鈴木唯人選手も、時折下がってボールをもらうも、ガンバ大阪の中盤の選手に囲まれてボールを回収されてしまう。エスパルスとしては、「前線にボールを当てて…」からの攻撃の展開が少ない時間が多かったです。

それでもサイドで起点を作って、4原選手のオーバーラップからのクロスからチャンスを作る機会がありましたし、コーナーキックで西澤選手がキック精度の高さを見せて「ゴールか?!」というシーンを作りました。

前半を0-0で折り返しての後半も前半と似たような展開で、エスパルスとしては中盤から先へ効果的に攻撃に出られない、ガンバ大阪としてはPA付近で決定機を作ることがあまりできないという状況が続きました。

今振り返ると、試合を分けた要因の一つは両チームの選手交代でした。ガンバ大阪は攻撃のポジションを中心に、フレッシュな選手を投入、攻撃の活性化を図りました。一方、エスパルスはボールを左右に散らしていた河井選手を下げて、13宮本選手を投入。27指宿選手、11中山選手、26滝選手を投入。ガンバ大阪と同様に、攻撃の選手を入れ替えて、特にドリブルで仕掛けられる中山選手と滝選手を中心にサイドから点を取りに行く選択をしましたが、前線でボールを収めることができない→ガンバ大阪に回収されてしまう→エスパルスの守備→クリア?前線への大きなボール…の繰り返しが多く、なかなかシュートに持ち込む機会が少なかったように思います。

37権田選手のシュートセーブなど、守備陣が体を張ってガンバ大阪の攻撃を0に抑えていましたが、試合終了10分前くらいにカウンター気味にボールを運ばれ、特別指定の山見選手に見事なシュートを決められてしまいました…

そして、0-1で試合終了。最悪でも勝ち点1は取らないといけなかった試合での敗北となりました。

33松岡選手が低い位置でボールを受け、何とか前へのパスコースを探そうとしていましたが、結局サイドへ。サイドは既にガンバ大阪にケアされているので、苦しい状況でしかパスを出せない→ガンバ大阪ボールとなっていました。

攻撃がうまくできていない要因としては、

  • 前線の選手の動きが少ない(裏への飛び出しや下りてきてもらう動き)
  • 選手間の距離感がチグハグでパスを通せない
  • 途中出場の宮本選手が低い位置でボールを受けることが少なく、パスの出し手になれなかった

などが挙げられるかなと思いました。

〇印象に残った選手 33松岡大起選手                      サガン鳥栖からの電撃加入からの即2試合連続スタメン、相手への寄せの速さと奪いきる守備で早くもチームに不可欠な選手になってくれたように思います。展開力のある河井選手と組んだ時間はある程度守備に専念して、河井選手が交代したあとは自らボールを受けるシーンもありました。加入間もないこともあり、攻撃面については攻撃陣との連携はこれから良くなっていくと思うので、守備面は現在の貢献のままで、攻撃面でも目立っていただきたいところですね。

残留争いのライバルであるガンバ大阪相手に痛い敗戦でしたが、土日で行われた試合で残留争いのライバルクラブが軒並み敗戦or引き分けだったことで助かった形となりました。次戦は18日水曜日に天皇杯川崎フロンターレ戦を行って、リーグ戦はアウェーでの湘南ベルマーレ戦です。またも残留争いのライバルクラブとの重要な試合ですが、コロリ選手やホナウド選手、藤本選手といった新戦力の出場も期待される中で、勝ち点を掴んで帰ってきてほしいですね!

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悔しい敗戦でしたが、次戦に期待してしまうのがサポーターの性です…

 

【第23節横浜FM戦】交代選手が躍動、守備陣も耐えてもぎ取った勝ち点1

こんばんは、東京オリンピックによりJリーグの中断期間中、見事に投稿ゼロで過ごしていました。オリンピックの男子サッカーの試合は楽しく観ていましたが、「世界」を相手にした際、守備で守り切るところや個の打開力など「通じる部分」と「通じない部分」が改めて浮き彫りになったなと思いました。

7月末にIAIスタジアム日本平でファン感謝デーを開催、コロリ選手とホナウド選手、サガン鳥栖から松岡選手を加えるなど、動きがあったエスパルスは今日が中断明け初戦。相手は現在2位で驚異の7連勝中の横浜FMでした。

エスパルスは、加入発表がされたばかりの33松岡大起選手がいきなりスタメン、26滝裕太選手も左サイドのMFでリーグ戦初スタメンと、これまでの試合と顔ぶれが少し変わっていました。

試合はいきなり動きました。左サイドでのFKの場面、滝選手が大きなボールでファーサイドに。9チアゴサンタナ選手が走りながらゴール前に落として、7片山選手がゴール!左サイドのFKから奥のサンタナ選手へ。サンタナ選手が折り返して…という、準備してきた形でのゴールで幸先いいスタートを切れました。

しかし、先制してから「1点を守る」という意識が働き過ぎてしまったのか、最終ラインをあげることができなくなり、マリノスの攻撃に対して防戦一方となってしまいます。サンタナ選手と23鈴木唯人選手の前線もボールを収めることができず、ただただマリノスの迫力ある攻撃にさらされる前半となってしまいました。そして、前半も終わりが見えてきたころに失点、同点となります。

防戦一方の前半から修正が求められた後半でしたが、開始早々にマリノスの右サイドエウベル選手に逆転弾を決められてしまいます。前半から脅威となっていたエウベル選手でしたが、意図的に?カーブをかけたシュートは見事でした。

その後、清水はあまり見ることがない「3人替え」を実行、16西澤選手、14後藤選手、2立田選手を投入します。エウベル選手と小池選手に気持ちよくプレーさせてしまっていた左サイドの選手の変更と攻撃での推進力を加えたい、イエローカードをもらっていたヴァウド選手の交代(下がりすぎないラインコントロールも?)という思いからの交代だったように思います。

後藤選手が気の利いたポジショニングと球際での粘りを見せて、ボールをつないだり、交代投入直後にFKで西澤選手が素晴らしいボールを蹴ったりと、交代で入った選手が攻撃を勢いづけてくれました。

この流れで同点ゴールが生まれました。中盤からのボールを後藤選手が粘って、味方につなぐと、左サイドのスペースにパスが出ます。後藤選手が左サイドをボールを持って上がると、左足でクロス。ニアのサンタナ選手を越えて、ファーの西澤選手へ。西澤選手がヘディングで押し込み、同点ゴール!

交代で入った西澤選手と後藤選手が2人とも決定的な仕事をした同点ゴールでした。その後、17河井選手を投入。相手のボランチと中に入ってくるサイドの選手をケアしつつ、守備→攻撃に転じる1本目のパスを巧みなタッチでマイボールにしてほしいという意図の交代だったように思います。実際に、河井選手は中盤でボールを持って前を向き、チームが攻撃に転じるのを助けた場面がありました。

同点に追い付いた後も、マリノスが攻撃をする時間が長かったですが、立田選手、井林選手、左SBに入った片山選手、権田選手などが「絶対にゴールは許さない」という気迫のこもった守備で長いロスタイム(6分!)をしのぎ、2-2で試合終了!7連勝中と勢いに乗るマリノス相手に耐えて「もぎ取った」といえる勝ち点1でした。

〇印象に残った選手 14後藤優介選手                        今日はスタメンの選手、交代で入った選手の誰もが良いプレーをしていたと思いますが、個人的な好みも含めて後藤選手を推します笑。交代で入って、イーブンのボールをマイボールにする粘りや相手の最終ライン裏への飛び出しなど、気の利いたプレーでチームに貢献してくれました。ドリブルからの強烈なミドルシュートもあり、なかなか試合出場できていませんでしたが、「まだ清水での後藤は終わっていない!」と主張するかのような活躍ぶりでした。

今年のタオルマフラーは後藤選手の14番を買ったので、これからの試合で気の利いたプレーとゴール量産を期待しています。

前半からの権田選手のファインセーブ、左SB奥井選手の気持ちの入った守備(お子様の誕生、おめでとうございます)、松岡選手の早いプレスと落ち着いたプレーなど、出場した選手一人一人が気持ちを見せて戦っていた時間が多い試合だったと思います。8月は天皇杯があったり、平日にもリーグ戦があったりと、暑い中でタフなスケジュールですが、Jリーグで盛り上がれることに感謝しつつ、欲張って少しでも多くの勝ち点を積んでいくところが観たいですね!

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Jリーグ再開、観ていてワクワクする試合を期待します

【第18節川崎戦】2つの失点でゲームを優位に進められ、敗戦…

こんばんは、全国続々と梅雨明けが発表されてきました。今後8月に入り、ますます暑くなると思うと気が重くもなりますが、エスパルスの選手たちを見習って無理のない程度に運動は続けたいです。

昨日、清水エスパルスはホームIAIスタジアム日本平川崎フロンターレを迎えての試合でした。リーグ戦、天皇杯ACLグループリーグも含めて今季無敗の昨季リーグチャンピオンとの試合で、苦しい試合展開になるのは予想されていました。

一方の川崎フロンターレもオリンピックに選ばれた選手がいたり、ACL後初の試合ということで、出場選手やコンディションも注目されました。

清水エスパルスのスタメンはCBがヴァウド選手→新加入の38井林選手に変わった以外は変更なしで、試合が開始。ボール支配率が極端に低かった徳島戦よりも高い位置でプレスをかけて川崎のパスの選択肢を限定、パスミスを誘ったりロングボールを蹴らせる守備が序盤はできていました。攻撃でも奪ったボールを素早く前に運び、サイドからクロスをあげる形を中心に川崎のゴール前まで迫るシーンもありました。

川崎のボール回しに対して、集中力を保っていましたが、PA手前で井林選手が川崎のダミアン選手との競り合いに負けて、フリーでボールを受けられると、ダミアン選手の中央への折り返しを脇坂選手がゴール。先制点を許してしまいます。

川崎のようにボールを持つことができるチームに対しては、先制点を与えてしまうとより余裕を持ってボールを保持されることになるので、できれば先制点は許したくなかったのですが…それでも、失点した後もエスパルスは崩れることなく守備で集中はできていました。

前半を終えて0-1、川崎の選手のACL連戦や移動による疲労もあったとは思いますが、失点こそしたものの、前半は家長選手や大島選手に決定的な仕事を許すシーンはほとんどなかったように思います。それでも他の選手がゴールして試合を優位に進めるのが川崎の強さなのでしょうが…

後半、おそらく選手間の距離感や中盤からの飛び出しを修正してきた川崎に追加点を許してしまい、0-2となります。この2点目で川崎は試合運びに余裕が見られるようになり、以後清水が攻撃していてもどこか落ち着いて試合をコントロールされている気がしました。

その後、清水は26滝裕太選手、11中山克広選手(ご入籍おめでとうございます!)、27指宿選手を投入して、ゴールを狙いに行きました。右MFから左SBにポジションチェンジした7片山選手と滝選手のコンビで左サイドの攻防を優位に進め、チャンスを演出していました。

特に、以下のシーンはこの試合最大のチャンスを言える場面で上手く崩せたと思ったのですが…片山選手が左サイドから中央に切り込み、PA内のファーサイドへクロス、中山選手がヘディングで折り返したボールを23鈴木唯人選手が技ありのボールの受け方から左足シュート!しかし、シュートはGK正面に跳び、セーブされてしまいました。

結局試合は0-2で終了、清水としては久々の敗戦となってしまいました。川崎の選手のコンディションが決して良くなかったので、清水が先制点を取って優位に立ちたかったが、先制を許してしまった。後半開始早々の2失点目で川崎に余裕を与えてしまった。

以上の2点が重くのしかかってきた試合となりましたが、ゴール前で最後のところはDFが体を張ってシュートをブロックしてきた川崎のプレーは見事でした。「絶対に無失点で試合を終わらせる!」という強い気持ちを感じました。

エスパルスとしても、途中出場の滝選手がドリブルという特徴を生かして、チャンスに絡んでいたのは素晴らしかったです。「途中出場の選手がチームを勢いづける、試合の流れを変える」という、今後の試合でもポイントになりそうな部分で明るい兆しが見られました。

〇印象に残った選手 23鈴木唯人選手                      個人的には昨年から「ゴールを決める以外は素晴らしい」選手だと思っていました。毎試合、敵に囲まれた中でのターンやトラップで状況を打開するプレーにワクワクしています。今回の試合では前線からのプレスに奔走する一方で、本来の攻撃面でもプレスが組織的な川崎相手に、サイドへの展開や中盤でボールを収めるタスクをしっかりこなしてくれました。上の文章で書いた決定機は決めてほしかったですが、チームとしても唯人選手のシュートチャンスを多くしてあげられるように、攻撃を更に構築していきたいですね。

0-2となった後も果敢に攻めの姿勢を貫き、何度もゴールに迫ったシーンを観ることができて、個人的には満足した試合でした。これでリーグ戦はオリンピックにより3週間ほど中断しますので、この期間に攻守の再構築はもちろん、井林選手のチームへのフィット、離脱中の選手の復帰、噂の新加入選手の獲得を進めてほしいですね!

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川崎相手に収穫も課題も得た試合でした

 

【第22節徳島戦】展開はほぼ狙い通りの中で勝ち点1を分けあう…

こんばんは、徳島戦をDAZNで観戦してからすぐにこのブログを書いています。水曜日に岩手で天皇杯、今日は徳島に移動して試合と長距離の移動がありました。移動も大変ですが、部屋にいるだけで汗ばむような気候(エアコンつけろよ)で90分プレイし続ける選手には、頭が下がるというか、ただリスペクトです笑。

今日はアウェーでの徳島戦、清水エスパルスにとっては順位の近いチームとの4連戦の4試合目、勝ち点を静岡に持って帰ることが求められる試合でした。ホームでは0-3で完敗した相手に苦戦が予想されましたが、試合は序盤から動きました。

開始早々に左サイドから7片山選手のロングスローの場面、片山選手がPA内に入れたボールを5ヴァウド選手や9チアゴサンタナ選手が競り合い、こぼれ球をフリーになっていた4原選手がボレーシュート!右隅に決まって先制点となります。

身長差で優位に立てるセットプレーで、狙い通りといえる先制点となりましたが、その後徳島ヴォルティスの10渡井選手にミドルシュートを決められ、同点となります。やはり徳島のボール回しは上手いし、簡単にはいかないな…と思いましたが、その後また試合が動きます。

徳島からボールを奪って清水がカウンター発動!23鈴木唯人選手がPA手前で、右サイドの10カルリーニョス選手にパス。DFとの1対1の場面で勝負も仕掛けられる場面でしたが、カルリーニョス選手は猛スピードでオーバーラップしてきた原選手へのパスを選択。原選手が駆け上がってきたスピードそのままに中央に速いボールをいれると、GKが弾くもDFに当たり、オウンゴール原選手のスピードを生かしたオーバーラップが得点につながりました。

勝ち越しゴールを奪った後も徳島に効果的にボールを回され、ゴールに迫られましたが、前半の飲水タイムでロティーナ監督はフォーメーション変更を決断4バックから3バックに変更して、サイドの21奥井選手と7片山選手が守備時には下がる5バック体制を取り、守りを固めました

このフォーメーション変更後、徳島は得意とする、「縦パスを前線の選手に当てて、攻撃的選手が絡んでくる」スタイルが影を潜めました。清水としては、前線からのプレスはあまりかけずに、PA内とPA手前は絶対に自由にやらせない」という方針だったように思いますが、このフォーメーション変更がはまり、前半を2-1リードで折り返し、後半もボールを持たれるものの、つくられた決定機は少なかったように思います。

徳島が選手交代で前線に圧力をかけてきたり、フレッシュな選手の機動力を生かしてくるなか、清水も「ポゼッション度外視、最後やられなければ問題ない」という形で時折カルリーニョス選手とサンタナ選手、鈴木唯人選手のカウンターでゴールを狙いつつ、ゲームを終わらせにかかっていました。

しかし…ロスタイムにそろそろ入るかくらいに、徳島の最終ラインから縦パスを通され、ブロックを固めた清水の選手の間をコンビネーションで崩され、同点ゴールを許してしまいます。そして試合はそのまま終了、2-2で勝ち点1を分けあう形になりました。

同点ゴールのシーンは、中央に人数をかけて守る方針であったなら、やられてはいけない形だったと思います。前線のプレスを交わされて縦パスを入れられた、ブロックの間でボールを受けられて対応が後手になったなど、原因はいくつかあると思いますが、次節の川崎フロンターレも徳島と同様にパスで崩してくるチームなので、少しでも改善してほしいです。

〇印象に残った選手 4原輝綺選手                       ホームの大分戦に続き2戦連続ですが、2点取れたのは原選手のおかげといっても過言ではないので、即断でした。先制点のボレーシュートもうまく合わせてゴールを決めてくれたと思いましたし、2点目のオウンゴールにつながったスピードあるオーバーラップも「THE サイドバック」という感じがして素晴らしかったです。守備でも対面の選手をきっちり抑えていて、片山選手同様に攻守両面で頼りになる選手です。

ティーナ監督がポゼッションを捨て、「最後やられなければいい」という戦い方を決断し、選手が実践した中であと一歩で勝ち点3のところまで行ったのは良かったと思います。前半からですが、9サンタナ選手のところでもう少しでもボールが収まったり、ファウルをもらえたりして、守備陣を楽にさせてあげられれば…27指宿選手や19ディサロ選手がカウンターでワンチャンスを決められれば…と、引き分けに終わってしまったからこそ、攻撃面で言いたいことはありますが、攻撃陣には本来の攻撃の役割以上に守備のタスクがあった試合だったと思います。

守備陣でいえば、ヴァウド選手、立田選手、奥井選手が良いパフォーマンスを見せてくれているので、あとはその前の竹内選手、宮本選手が攻守両面でより存在感を見せてくれれば、防戦一方にもならずボールをカットできたり、味方につないだりできてくるのではないでしょうか。

次節は国内・ACL両方で圧倒的な強さを誇る川崎フロンターレ戦です。ホームということもあり、またブラジルデーとしてイベントが行われることもあり、チケットは既に完売。絶対王者相手に気持ちの入った試合を見せて欲しいです。

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アウェーゲームで勝ち点1を積めたことは収穫です

 

【第21節大分戦】メモリアルな日に勝ち点3ゲット!

こんばんは、今日は清水エスパルスパルちゃんの29歳の誕生日です。お誕生日おめでとうございます!実は同い年なのですが、このブログも清水エスパルスというクラブのように成長していければと思います。

アウェー仙台戦・横浜FC戦を終えて、今日はホームに戻ってきての大分戦。仙台・横浜FC戦に続き、残留争い中のチームとの対戦でどうしても勝ち点3が欲しい試合でした。

スタメンは左SBに奥井選手、右のMFに片山選手、左MFにカルリーニョス選手を配置。キックオフ直後から両チームがロングボールを中心にゴールに迫る形が見られました。右SBに入った4原選手と7片山選手のコンビネーションで、原選手がクロスをあげて、9サンタナ選手があわやゴール!というシーンもありましたが、大分トリニータが守備を重視して中央のスペースをケアしてきたこともあり、23鈴木唯人選手がPA付近で前を向いてこぼれ球を拾うシーンは少なかったですね。

守備面でも大分にサイドに振られて、チェックがずれたところを中央からシュートを打たれたシーンがありましたが、37権田選手のナイスセーブでしのぎました。

前半を0-0で折り返しての後半、メンバーチェンジもなく攻めるものの、決定的なチャンスはつくれず...それでも前節同様、セットプレーからゴールが生まれました。

途中出場で入った16西澤選手がキッカーを務めたCKの2本目、PAエリア内の片山選手がもも?で合わせるも、大分GKが弾く。こぼれ球を5ヴァウド選手が拾って、大分の選手との競り合いを制して、マイナス気味の低いクロスを入れる。中で原選手が右足で合わせて先制点となりました!

低くて速いボールをきっちり合わせた原選手が素晴らしいのはもちろん、前節の横浜FC戦に続き、攻撃面でもヴァウド選手の貢献が光ったシーンでした。あと、ヴァウド選手が笑っている顔、可愛らしいですよね笑。

エスパルスが先制後、大分が選手を入れ替えてシステムも2トップに変更、より攻撃に迫力を持たせてきましたが、2立田選手やヴァウド選手のCBがクロスを跳ね返し、左SBに入った奥井選手も相手との競り合いで気持ちの入ったプレーを見せてくれて、よく抑えていました。

終盤は大分の猛攻も受けるも、6竹内選手のゴールライン上でのクリア(その後のカウンターは19ディサロ選手惜しかったですね)もあり、1-0で試合終了!「苦手のホーム」で残留争いのライバルから貴重な貴重な勝ち点3を奪いました。

〇印象に残った選手 4原輝綺選手                       左右のSBをこなすことができ、序盤戦ではSBのポジションからインサイドに入って、ゲームメイクもしていた守備のスペシャリスト。今日は右SBに入り、右MFに入った片山選手とのシンプルな縦関係で、右サイドを駆け上がり、サンタナ選手に鋭い高精度のクロスを何本もあげてチャンスを作りました。スピードもあり、「ザ・右SB」という動きは素晴らしかったですね!複数ポジションをこなすことができ、片山選手と同じようにいてくれると、チームの戦術の幅が広がる良い選手であることを改めて認識しました。

終盤大分トリニータに攻め込まれて決定機を作られたり、前半に思うように決定機を作ることができなかったり、内容に課題は残りましたが、この試合のミッションである「勝ち点3」を獲得することができたのはとても良かったです。

今日の勝利で勝ち点を22まで伸ばし、降格圏のベガルタ仙台との勝ち点を広げることができました。次節はアウェーでの徳島戦、ホームでの試合ではプレスがはまらず0-3で完敗した相手です。7月7日には天皇杯の盛岡戦があり、移動が大変な週ですが、順位の近いチームとの4連戦の最後の試合でもあり、今後のリーグ戦を戦う上で重要な試合になるので、前回対戦のリベンジを果たしてほしいですね!

余談ですが、いわてグルージャ盛岡さんのマスコットのキヅールはとても好きです。鳥系マスコットが多いなかで「折り鶴」という独自路線でキャラが立っていますよね笑。

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1-0で接戦を勝ち切ることができたのは自信にもなりますね!

 

【第20節横浜FC戦】勝ち点1ゲットも失点は防げた失点…


こんばんは、横浜FC戦をDAZNで観戦してすぐに投稿します。投稿することによって気持ちが落ち着けば…笑

アウェー2連戦の2戦目は横浜FC、古巣との一戦となった11中山克広選手がスタメンに入りました。前半立ち上がりこそ思うように攻撃できていたものの、徐々に横浜FCにゲームを支配されるようになっていきました。

横浜FCとしては、右サイド(エスパルスの左サイド)で一旦ボールを収めてサイドのMFと3バックのDFを引き付けてから、サイドチェンジで左に回して、高木選手の左足クロスからのチャンスメークを狙っていたのだと思います。何度もクロスを入れられるものの、5ヴァウド選手、2立田選手、4原選手が中央できっちりはじいて守れていました。

そう、前半終了間際までは...

横浜FCの右サイドでのスローインの場面、横浜FCボランチの選手へのプレスがかからず、簡単に左サイドに展開されて高木選手が早めに上げたクロスを中央で合わせられて、先制を許します。

この失点、個人的には防げた失点だったと思います。まず中央で相手FWについていた2立田選手はもう少し相手に体を寄せるなり、競り合うなりして自由にヘディングさせないようにできなかったのか(早めにクロスを上げてきたということもあり、対応が難しかったというのはあると思いますが…)?

しかし、それよりも問題なのが、「なぜ右サイドから左サイドにノープレスであっさりサイドチェンジされてしまったのか?という点です。ハーフウェーラインから清水陣内に少し入ったところでボールを持たれて、気持ちよくサイドチェンジされています。同サイドの鈴木唯人選手はスローワーの近くに寄っていた相手選手についていました。ボランチの6竹内選手、13宮本選手どちらかがマークにつくか、プレスをかけてサイドチェンジさせずに、一度ボールを下げさせることができていれば、失点することもない場面だったのではないか…

ティーナ監督のサッカーは「相手のやりたいことを防いでいく」サッカーだと思っているので、要所ではプレスをきっちりとかけないと後手後手になってしまいます。現に、前半は後手に回るシーンが多く見られ、DAZN解説の福田さんにも「清水が後ろに重くなっている」と指摘されていました。

後半にロティーナ監督は4-3-3へのシステム変更を選択、10カルリーニョス選手、17河井選手、21奥井選手、27指宿選手を次々に投入して攻勢に転じます。サイドのMFがボールを持った時にSBがサポートできる形を安定して作ることができるようになり、4原選手からのクロスが何本も見られるようになりました。

そして試合がのこり10分くらいになったところで、CKから5ヴァウド選手が同点ゴール!昨年もそうでしたが、ヴァウド選手は守備だけでなくセットプレーでの得点源としても本当に頼りになりますね(たまにやるポカはご愛嬌ということで笑)!

ロスタイムには9サンタナ選手がGKと1対1のビッグチャンスを迎えるも決められず、さらにそのこぼれ球も決めきれず、1-1のドロー決着となりました。

エスパルスとしては勝ち点3を持ち帰って残留争いから1歩抜け出したかったところですが、最低限勝ち点を伸ばすことはできました。次の2試合がホーム大分戦、アウェー徳島戦のため、まだまだ勝ち点を伸ばすことが求められます。今日の試合の良くなかったところは次に改善してほしいです。

〇印象に残った選手 7片山瑛一選手                      このチームは結局片山選手が回していて、片山選手があと2人いれば万事解決なのでは…笑と思うほどに毎試合どのポジションでも活躍してくれています。今日の試合でもスタートは左のWB、MF?の位置でプレー、時折ゴール前に顔を出していました。そして、後半は右サイドのMFとして、右SBの原選手とチャンスを演出していました。ティーナ監督の戦術の理解度が高いだけでなく、実は身体能力も高く後半は前線でボールを収めて原選手のオーバーラップを促すポストプレー?で起点にもなっていました。18エウシーニョ選手、4原選手、10カルリーニョス選手と誰と組んでもサイドを機能させることができる本当に素晴らしい選手です。怪我にだけは気を付けていただきたいです…

先制を許してしまったものの、同点に追いつくことができたのはアウェー大分戦よりも改善している証拠です。途中出場した選手もそれぞれの特徴を生かし、良いプレーが見られたので疲れを癒やし、次節の大分戦に繋げてほしいです。

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攻め続け追いつくことができたのはプラスですね。