転機の天気~転機を力に~

様々な方の転機をインタビューし、未来を前向きに考えたい、そんなブログ。時々旅や清水エスパルスについても語ります。

【清水エスパルス】2003~2021好きな選手⑤

惨敗してしまった名古屋戦を振り返り、スッキリ?したところで、シーズン振り返りの続きです。

2008シーズン 長谷川健太監督4年目  エースのチョジェジン選手が退団、点取り屋として18マルコスアウレリオ選手を獲得したシーズン。しかし、アウレリオ選手は中々フィットせず、本領発揮できず(ホーム大宮戦のPKが決まっていれば、本人もチームとしても変わったのかも)。13兵働昭弘選手と10藤本淳吾選手が長期離脱、チームは下位に停滞してしまい、17フェルナンジーニョ選手も退団。

「シーズン後半、大丈夫なのか…」という状況を救ったのは成長著しい若手選手達。アウレリオ選手とフェルナンジーニョ選手のポジションに23岡崎慎司選手、8枝村匠馬選手が入りスタメンに定着、さらに28山本真希選手とこの年に入団した16本田拓也選手が台頭。山本選手はミドルシュートと精度の高いキック、本田選手はボール奪取で持ち味を発揮。19原一樹選手もスピードを生かしたドリブルや飛び出しで活躍しました。

前半戦の不振から巻き返し、後半戦はリーグでも1、2を争うペースで勝ち点を積み重ね、最終的には5位でフィニッシュ。前半戦の不振の中でもGLを突破したヤマザキナビスコカップ(現YBCルヴァンカップ)でも決勝に進出。改装前の国立競技場で大分トリニータと決勝を戦いますが、0-2で完敗、準優勝に終わります...この準優勝の悔しさが大きく、個人的には悔しい気持ちが上回ります。

ちなみにこの大分との決勝戦、私は同日に高校の模試があったのですが、模試をサボって国立で生観戦しました、スタジアムの雰囲気、キックオフ前の選手紹介など優勝する準備は整った!と思っていたんですが…模試は別日でしっかり受けましたよ笑

〇思い出深い試合 ヤマザキナビスコカップ準決勝ホームガンバ大阪戦(1-1引分) 準々決勝で鹿島アントラーズを破っての準決勝、1stレグがホーム日本平での試合でした。この年にACLを制覇したガンバ大阪は攻撃陣がタレント揃い、エスパルスは先制を許してしまいます。それでも、後半に山本真希選手が打ったミドルシュートがゴール前にいた枝村選手に当たり、GKが反応できずゴール!貴重な同点弾となりました。この試合はドロー決着となりましたが、2ndレグでも山本真希選手のミドルシュートが決ま地、悲願の決勝進出となりました。

この試合は平日ナイトゲームで、高校の授業が終わってから父親と合流し、そのままスタジアムで観戦した試合でした。「仕事帰りにスタジアムでエスパルスの試合を観る、スタジアム観戦は平日でもできるのか!」と思い、いつか自分も仕事帰りにスタジアム観戦したいと思いましたね笑

〇好きだった選手 28山本真希選手                      2005シーズンにユース所属ながらリーグ戦デビューを果たし、期待を集めていたMF。パワフルな右足のミドルシュートでこの年何本もゴールを決めており、中盤をどこでもこなせる選手でもありました。前述のヤマザキナビスコカップ準決勝での活躍もあり、チームの決勝進出に大きく貢献した1人です。

この年の夏ごろに静岡市葵区にあったエスパルスドリームハウスで、山本真希選手と本田選手がドリームハウスの1日店長をした日に、私は塾の合間に来店し、一緒に写真を撮ってもらってサインをもらいました。そんな思い出もあり好きになった選手です。

この2008シーズンはチームの戦術を選手が体現しつつ、一人一人が自身の持ち味を発揮していて、後半戦は観ていて「敗ける気がしない」というか、とにかく安定していたように思います。若手選手が成長して自信を深めたシーズンでしたが、20西澤明訓選手や6マルコスパウロ選手らのベテラン選手たちの渋い活躍もありました。特に、マルコスパウロ選手は今考えても他にいないタイプの面白い選手だったので、別の機会にじっくり振り返りたいです。

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