転機の天気~転機を力に~

様々な方の転機をインタビューし、未来を前向きに考えたい、そんなブログ。時々旅や清水エスパルスについても語ります。

【清水エスパルス】2003~2021好きな選手⑧


こんばんは、土曜に札幌でアウェーゲームを戦ってから、もう明後日にホームゲームがある。札幌からの長距離移動でFC東京戦に備えてトレーニング、選手たちにタフさが求められますね...

2011シーズン アフシン・ゴトビ監督1年目  6シーズンの長谷川体制が終わり、新監督は海外での指導実績豊富なアフシン・ゴトビ監督。イラン、アメリカ、オランダ、韓国と様々な国のサッカーに関わってきた指導者で清水に新しい風をもたらしてくれると期待されました。長谷川監督退任に併せて、2010シーズンまでの主力選手が他クラブへ大量に移籍、スタメンが様変わりしました。

前年までの主力選手がごっそり退団したことから、「降格してしまうのでは…」と不安もありましたが、両サイドの11大前元紀選手や13高木俊幸選手が躍動、CBは岩下選手がボスナー選手が守り、中盤と前線には小野伸二選手、高原直泰選手が貫禄あるプレーを見せてくれました。守備が危うくなった夏場に補強したカルフィンヨンアピン選手も強靭なフィジカルで守備改善に貢献してくれました。

シーズンを終わってみれば、10位とチームが大きく様変わりした初年度としては、悪くない順位でした。その一方で、シーズン終盤の柏、鹿島、ガンバ大阪には3連敗と上位陣との力の差を思い知らされたシーズンでもありました。

〇思い出深い試合 ホームセレッソ大阪戦(3-3引き分け) 静岡県外の大学に通い、一人暮らしをしていたので、観戦の回数は減ってしまいましたが、夏場のナイトゲームセレッソ大阪戦は現地で観戦しました。小野伸二選手のゴールで先制するも追いつかれ、播戸選手にハットトリックを決められるなど、点の取り合いとなったこの試合、終了間際に高原選手がゴールを決めて試合終了。勝つことはできませんでしたが、素晴らしいゴールが見られた楽しい試合でした。特に、高原選手の同点に追いついたヘディングゴールはしびれました!この試合には、クラブが東北大震災で被災した子供たちを招待しており、はるばる観に来た子供たちは楽しんでくれたと思います。

〇好きだった選手 17エディボスナー選手 2010年からチームに在籍していましたが、攻守で目立ったのはこのシーズンでした。CBとして相手FWとエアバトルを繰り広げ、ゴールを守るのはもちろん、中距離のFKの場面で、低弾道のスピードシュート、「ボスナーキャノン」は凄かったですよね。アウェー浦和戦、ホーム柏戦のゴールは「どうやったら、こんな低くて速いFKが蹴れるんだ」とびっくりしました。0-4のアウェー3連敗の後に、クラブを通してサポーターにコメントを出してくれたのも印象的でした。もちろん話したことはありませんが、プレー以外に人格も素晴らしい、好感が持てる選手でした。

シーズン開幕前は「一体どうなることやら...」と思いましたが、終わってみれば若手選手とベテラン選手が躍動して、ゴトビ監督の戦術に対する理解を深められたシーズンでした。ゴトビ監督はハーフタイムや試合前後のコメントが情熱的だったり、対戦相手も気遣いがあったり、結構好きな監督でした。清水の監督をしていた頃に発売された著書「ゴトビ革命」買いましたからね笑

フライングですが、翌2012シーズンに加入したイキジェ選手が2022カタールW杯2次予選の韓国代表に選ばれましたね!精度の高い左足を持った左利きSBでしたが、J初ゴールはサイドから中に切れ込んでの右足ミドルだったんですよね!2012シーズン振返り時には忘れてしまいそうなので…韓国代表での活躍を期待しています。

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2011シーズンは新たな船出という雰囲気で嫌いじゃなかったです

 

【第15節札幌戦】内容改善も札幌の得意な形でやられる…

記事投稿が滞っていましたが、昨日のJ1第15節アウェー札幌戦を振り返ります。         結果、内容ともに良いところなしだった名古屋戦と比べて、前半は札幌にあまり効果的な攻めをさせず、選手たちが意図を持ってプラン通り戦えていると感じました。

「札幌がボールを保持して攻めてくるのは想定済、奪ったボールを素早く前に運んでカウンターで仕留める」というプランだったのでしょうか、10カルリーニョス選手が自陣で後ろ向きにボールを受けるも、ターンで前を向いてスピードに乗ったドリブルを見せるなど、ゴールに向かうプレーがいくつか見られました。そのカルリーニョス選手にビッグチャンスもありましたね。

0-0で終えた前半は最近の試合と比べると上々といえる内容でしたが、後半開始早々に失点してしまいます。FKのリスタートから、Jリーグでも屈指の精度を誇る左足を持つ札幌の福森選手へのプレスが緩くなって、正確なボールがゴール前のジェイ選手へ。膝で落としたボールをアンデルソンロペス選手が豪快に左足で蹴りこみゴール。

札幌としては、攻撃を封じられた前半を終えて、セットプレーで清水ゴールをこじ開けた得点、清水としては今シーズン課題のセットプレーからの守備で流れと関係なくゴールを許した形です。

さらに、札幌の左利きの金子選手にコントロールシュートをゴール隅に決められ、2失点目。おそらく金子選手の得意な形の見事なシュートでしたが、もう半歩でも金子選手に寄せてほしい場面でした…

2失点しても時間は十分にあったのですが、札幌に余裕を持ってボールを運ばれたこともあってか、シュートまで持って行く回数が減少、7片山選手や50鈴木選手、2立田選手が中盤の選手にパスを出しても、中盤の選手と前線の選手との意図が合わずにボールロストという、もったいない場面が何度もありました。さらに、ボランチが宮本選手と中村選手のペアでしたが、宮本選手から前線へのパスがずれてしまうことが多かったのが気になりました。

試合終了間際のペナルティエリア手前のFKもキッカー指宿選手の蹴ったボールが壁に入っていた立田選手に当たるという、何ともしまらない形でチャンスがつぶれて、0-2で試合終了。

名古屋戦に比べて、勝利のために意図を持って試合に臨み、ゴールに迫るプレーもより見られたものの、今まで通り攻撃でシュートに行く場面が少なく、無得点…「崩されて手も足もでなかった」感じでない分、悔しさが大きいですね...

〇試合を通しての収穫 10カルリーニョス選手がスピードとターンの上手さを見せて、局面を打開していました。低い位置でボールを受けても簡単にロストせず、守備→攻撃に転じるきっかけを作ってくれていました。チームとしては、より相手ゴール付近でボールを持たせてあげたいところですが…名古屋戦で足を痛めたのか心配でしたが、7片山選手も攻守に安定したプレーを見せていました。

次節は水曜ナイトゲームでのホームFC東京戦です。個人的には冗談抜きに「アイスタ日本平をお祓いしてもらった方がいい派」ですが、今シーズン苦しんでいるFC東京相手にホームでゴールを奪って勝利する試合を期待します!

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水曜日こそ日本平で勝ちましょう!

 

【清水エスパルス】2003~2021好きな選手⑦

こんばんは、今日雨の中外出した際に、昨日寄ったパン屋にビニール傘を置き忘れていたことに気づいたんですが、いつもきれいサッパリ傘の存在を忘れるんですよね…

2010シーズン 長谷川健太監督6年目 「今度こそタイトルを」という思いのもと、2009シーズンからの戦力を維持しつつ、30小野伸二選手を獲得、慣れ親しんだ4-4-2システムから4-3-3システムに変えて、より攻撃に重きを置いてタイトルを狙いました。開幕からワールドカップ中断前まで勝ち星を積み重ね、ワールドカップ後も前半戦最終戦鹿島アントラーズ戦で勝利し、首位で折り返しと「いよいよ、機は熟した!」と思ったのですが…後半戦が始まったとたんに連敗、記録的な猛暑の影響もあったのか、9月に入っても選手の動きが重い試合も多く、勝ちきれない試合が続きました。名古屋とのホームゲームでは一時同点に追いつくも1-5という大敗で優勝がここでほぼ途絶えてしまいます。その後、やや復調するもACL圏内に入ることもできず、リーグは6位フィニッシュ。ヤマザキナビスコカップ(現ルヴァンカップ)でも準決勝で敗退、長谷川監督や市川選手、伊東選手の退団も発表された後の天皇杯決勝では鹿島アントラーズに敗北。このシーズンでも「あと1歩、2歩」タイトルに届かずに終わりました。

〇思い出深い試合 ホーム鹿島アントラーズ戦(2-1で勝利) 真夏の首位決戦のナイトゲーム、藤本選手のPKで先制するも、後半に追いつかれて一進一退の試合。途中出場の枝村選手のゴール(伊野波選手のクリアが枝村選手に当たって入るというゴールでした)で勝ち越して試合終了。首位で前半戦を終えることとなった勝利でしたが、この試合は30小野選手、23岡崎選手などに決定機がいくつもあり、「決めてくれよ…」と何度も思った試合でもありましたね笑

とはいえ、試合終了後はスタジアムが非常に盛り上がり、その後の明るい未来を信じずにはいられなかったのですが…

〇好きだった選手 18フローデヨンセン選手 結果的にこのシーズンで退団となってしまうのですが、前線での存在感は大きかったです。右に藤本選手、左に岡崎選手、そして中央にヨンセン選手を置いた3トップは、破壊力抜群で3人で多くのゴールを奪いました。2009シーズンもそうですが、ヨンセン選手は自らゴールを奪うだけでなく、確かな足元の技術があり、周りを活かすこともできる選手でした。さらに、守備でのプレスも怠らない、文句のつけようのないFWでした。ベテランと呼ばれる年齢であったため、猛暑の夏場にコンディションが落ち、チームの調子も落ちてしまったのは残念でしたが、それだけ清水の攻撃のキーマンだったんですよね。岡崎選手とのコンビネーションは抜群で、「岡崎選手は世界で間違いなく通用する」と高く評価をしていましたよね。

このシーズンでは、タイトル奪取のためにより攻撃的に戦うことを選択したものの、それまでのシーズンと比べて、守備の脆さが目立ってしまったシーズンでもありました(中盤の枚数を1枚減らしたのでまあ…)。それでも、攻撃陣はリーグ屈指と言える攻撃力を発揮、この年加入した小野伸二選手も安定した活躍を見せてくれました。

この2010シーズンで長谷川健太監督は退任、タイトルこそ獲れなかったものの、数多くの選手を代表クラスまで育てて、チームを中位以上に引き上げるなど、名将と呼ぶにふさわしい監督でした。このあと、ガンバ大阪で3冠を達成することになり、清水で獲得できなかったタイトルを多く手に入れるんですよね…

2010シーズン終了後には長谷川健太監督とともに、多くの主力選手が退団することになり、2011シーズンは新たなサッカーをすることとなりました。

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長谷川健太体制のような強さのための、現在の苦しみと考えれば…

 

【清水エスパルス】2003~2021好きな選手⑥

こんばんは、各地で徐々に梅雨入りしてきましたね。今日も雨で嫌だなあと思いながら出社しましたが、ジャケット着ると暑いと思ったので、夏が近づいているんですね。

シーズンと好きだった選手の振返り、2009シーズンです。

2009シーズン 長谷川健太監督5年目 2008シーズンで外国人助っ人がなかなかチームにフィットせず、苦しんだことを受けて、Jリーグでプレーしていた18フローデヨンセン選手を獲得。レギュラーだった高木和道選手が移籍したものの、大きなメンバーの変更はありませんでした。それでもやはりというべきか、開幕から勝ち星を思うように積み重ねられない試合が続いてしまいます。夏を迎えるころに、日本代表のレギュラーにまで上り詰めた23岡崎慎司選手とヨンセン選手のコンビネーションが深まり、チームは安定した強さを見せるようになります。シーズン終盤には一時首位に立つほど、勝ち点を伸ばすのですが、首位に立った途端に崩れて5連敗…結局7位でリーグを終えます。また、2008シーズンのリベンジを!と意気込んで挑みましたが、ヤマザキナビスコカップ(現YBCルヴァンカップ)でも準決勝で敗退、天皇杯でも準決勝で敗退と、タイトルを取ることの難しさを思い知らされたようなシーズンだったと思います。

〇思い出深い試合 ホーム磐田戦(5-1勝利)                  このシーズンで思い出深い試合と言えば、やはり夏のナイトゲームでもあった静岡ダービーです。アウェーのダービーでは磐田のイグノ選手に活躍されて、0-3で敗戦していたこともあり、選手・サポーターともに燃えた試合だったと思います。開始早々のCKからの5岩下敬輔選手のゴールを皮切りに、8枝村選手、13兵働選手がゴールを決めて、前半は3-1で折り返し。後半もゴールを重ねて5-1で勝利。気持ちいい完勝で、試合後に長谷川健太監督や枝村選手たちが珍しく勝ちロコに参加しましたね。

この試合、大学受験の勉強の合間にスタジアムに観に行ってとてもいい気分になれました笑 エスパルスのどのゴールもハイライトでも何度も観てよく覚えていますが、23岡崎慎司選手のゴールが2番目に好きです。岩下選手が低い弾道のフィードをスペースに蹴って、岡崎選手が磐田の茶野選手と競り合いながらも、右足で低くて速いシュートを選択、GK川口選手の股を抜くシュートでゴールを奪いました。自分が観戦してきた静岡ダービーは1点差のヒリヒリするような緊張感のある試合ばかりでしたが、大差で勝利するダービーマッチもいいものだと思いました。

〇好きだった選手 13兵働昭弘選手  5-1で勝利したダービーで一番好きなゴールが3点目となった兵働選手のゴールです。岩下選手の、磐田守備陣の背後に落とすようなフィードを、兵働選手が左足でトラップしながらターンして前を向き、そのまま左足シュート。よく言われる表現ですが、「吸い付くようなトラップ」からシュートまでの無駄のない動きはカッコ良かったです!キャプテンとしてもチームを引っ張り、チャントに歌われたようにまさに「清水の光」として力強いプレーを見せてくれました。

2007・2008シーズン同様、タイトルにはあと1歩か2歩届かなかったものの、ヨンセン選手と岡崎選手、枝村選手、兵働選手などを中心とした攻撃は、どこのチームが相手でも点を取れると感じさせてくれる、迫力あるものでした。2005シーズンからでしたが、大けがを乗り越えた右SB25市川大祐選手が正確なクロスで、ヨンセン選手と岡崎選手に合わせるシーンも何本もありました。また、上の文章を書いていて気づいたのですが、岩下選手の正確なフィードがゴールに結びつくことも多かったですね。

上記の静岡ダービー以外には、3月のヤマザキナビスコカップGLの京都戦が印象に残っています。スタジアムのネーミングライツにより、「アウトソーシングスタジアム日本平」となってから、誰が1ゴール目を決めるのか!と注目を集めていましたが、この選手で右SBに入った14高木純平選手(現在はエスパルスの広報として仕事されています)がゴール!ヨンセン選手や岡崎選手が1ゴール目をあげるのではと言われていたなかで、まさかの?高木選手のゴールでした。

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ダービー観戦時はシャトルバスに急いで乗ったため、花火は見ていないです

 

【清水エスパルス】2003~2021好きな選手⑤

惨敗してしまった名古屋戦を振り返り、スッキリ?したところで、シーズン振り返りの続きです。

2008シーズン 長谷川健太監督4年目  エースのチョジェジン選手が退団、点取り屋として18マルコスアウレリオ選手を獲得したシーズン。しかし、アウレリオ選手は中々フィットせず、本領発揮できず(ホーム大宮戦のPKが決まっていれば、本人もチームとしても変わったのかも)。13兵働昭弘選手と10藤本淳吾選手が長期離脱、チームは下位に停滞してしまい、17フェルナンジーニョ選手も退団。

「シーズン後半、大丈夫なのか…」という状況を救ったのは成長著しい若手選手達。アウレリオ選手とフェルナンジーニョ選手のポジションに23岡崎慎司選手、8枝村匠馬選手が入りスタメンに定着、さらに28山本真希選手とこの年に入団した16本田拓也選手が台頭。山本選手はミドルシュートと精度の高いキック、本田選手はボール奪取で持ち味を発揮。19原一樹選手もスピードを生かしたドリブルや飛び出しで活躍しました。

前半戦の不振から巻き返し、後半戦はリーグでも1、2を争うペースで勝ち点を積み重ね、最終的には5位でフィニッシュ。前半戦の不振の中でもGLを突破したヤマザキナビスコカップ(現YBCルヴァンカップ)でも決勝に進出。改装前の国立競技場で大分トリニータと決勝を戦いますが、0-2で完敗、準優勝に終わります...この準優勝の悔しさが大きく、個人的には悔しい気持ちが上回ります。

ちなみにこの大分との決勝戦、私は同日に高校の模試があったのですが、模試をサボって国立で生観戦しました、スタジアムの雰囲気、キックオフ前の選手紹介など優勝する準備は整った!と思っていたんですが…模試は別日でしっかり受けましたよ笑

〇思い出深い試合 ヤマザキナビスコカップ準決勝ホームガンバ大阪戦(1-1引分) 準々決勝で鹿島アントラーズを破っての準決勝、1stレグがホーム日本平での試合でした。この年にACLを制覇したガンバ大阪は攻撃陣がタレント揃い、エスパルスは先制を許してしまいます。それでも、後半に山本真希選手が打ったミドルシュートがゴール前にいた枝村選手に当たり、GKが反応できずゴール!貴重な同点弾となりました。この試合はドロー決着となりましたが、2ndレグでも山本真希選手のミドルシュートが決ま地、悲願の決勝進出となりました。

この試合は平日ナイトゲームで、高校の授業が終わってから父親と合流し、そのままスタジアムで観戦した試合でした。「仕事帰りにスタジアムでエスパルスの試合を観る、スタジアム観戦は平日でもできるのか!」と思い、いつか自分も仕事帰りにスタジアム観戦したいと思いましたね笑

〇好きだった選手 28山本真希選手                      2005シーズンにユース所属ながらリーグ戦デビューを果たし、期待を集めていたMF。パワフルな右足のミドルシュートでこの年何本もゴールを決めており、中盤をどこでもこなせる選手でもありました。前述のヤマザキナビスコカップ準決勝での活躍もあり、チームの決勝進出に大きく貢献した1人です。

この年の夏ごろに静岡市葵区にあったエスパルスドリームハウスで、山本真希選手と本田選手がドリームハウスの1日店長をした日に、私は塾の合間に来店し、一緒に写真を撮ってもらってサインをもらいました。そんな思い出もあり好きになった選手です。

この2008シーズンはチームの戦術を選手が体現しつつ、一人一人が自身の持ち味を発揮していて、後半戦は観ていて「敗ける気がしない」というか、とにかく安定していたように思います。若手選手が成長して自信を深めたシーズンでしたが、20西澤明訓選手や6マルコスパウロ選手らのベテラン選手たちの渋い活躍もありました。特に、マルコスパウロ選手は今考えても他にいないタイプの面白い選手だったので、別の機会にじっくり振り返りたいです。

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2018年3月のIAIスタジアム日本平、どの席から撮っても絵になります

 

 

【第14節名古屋戦】スコア以上に内容が厳しい試合に...

昨日のJ1第14節ホーム名古屋戦を振返ります。

結果として0-3で敗戦という試合となりました、DAZN観戦でしたが天気が良かったこともあり、サポーターが多く来場されているように見えました(私の弟もスタジアムに行ったそう)。しかし、またしてもホーム初勝利はならず...DAZN解説の松原良香さんが「名古屋が中2日のはずだが、どちらが中2日か分からない」というような発言をされていたのが印象に残りました。

守備は課題のセットプレーから先制を許し、要警戒のはずだった名古屋の16マテウス選手へのチェックが緩くなり、2点目・3点目を献上。

しかし、守備以上に問題だったのが攻撃でした。9サンタナ選手に当てる→収まらない→名古屋ボール→苦労してボール奪取→最終ラインでボール回す→9サンタナ選手に当てる→収まらない→名古屋ボール…の繰り返しで、有効な攻撃のシーンは僅かでした(前半終了間際の11中山選手が左足でシュートした場面くらいでしょうか…)

2位の名古屋が相手で、厳しい試合になるだろうとは思っていました。残留争いの清水とのチームの勢い、選手の戦術理解、選手個々の能力などで差をつけられました。

それでも、ビハインド下でもゴールを目指す気持ち、勇気を持ってゴールを奪おうとする気持ちが一目で分かるようなプレーを多く見たかったというのが本音です。監督やコーチ、スタメン・ベンチの選手全員が勝利を目指して戦ったのは間違いないと思うので、申し訳という気持ちもありますが、90分間で「何とかしよう」という気持ちがプレーに現れていると感じた選手は正直、17河井陽介選手、18エウシーニョ選手、後半途中から入った7片山瑛一選手と27指宿洋史選手くらいでした。

ラフプレーはもちろんいけないことですが、「追いついてやる、ゴールに向かう」という気持ちを前面に出して他の選手を鼓舞するようなプレーを見たかったです。昨日の試合はダイナミックプライシングにより、チケットの価格もかなり高かったのですが、あの内容では現地観戦されたサポーターの方が浮かばれないというか…(もちろん選手たちはサポーターのためだけでなく、自身のため、自身の家族のためにチームのために試合を戦っているのですが)

リーグ戦の5/22札幌戦の前に、5/19にルヴァンカップの横浜戦があります。こちらも敗けるとグループリーグ敗退の可能性がある重要な試合です。昨日とメンバーが異なるかもしれませんが、「勝利に拘る」プレーを見せてほしい一心です。

 

〇試合を通しての収穫

7片山瑛一選手と10カルリーニョス選手が、問題なくプレーできていたこと。特に片山選手は前節横浜FC戦でクロスをブロックした際に「怪我をしてしまったか?」と心配になるプレーがあったので、今節も途中出場ながらプレーできたのは良かったです。またた、26滝裕太選手がリーグ初出場を果たしました。小柄ながらテクニックのある選手なので、今後も試合に絡んでゴールにつながる決定的な仕事を期待したいです。

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次戦では名古屋戦から攻守に改善されることを願います

【清水エスパルス】2003~2021好きな選手④

こんばんは、いよいよ明日はホーム名古屋戦ですね。名古屋在住のため、現地観戦はできないのですが、DAZNで観戦したいと思います。「呪われてるのか?」というくらい勝てず、そろそろ本気でお祓いした方がいいのでは?と思ってしまうホームゲームですが、良いゲームを見せてほしいですね!

 

シーズン振返りは2007シーズンです。

2007シーズン 長谷川健太監督3年目  左SBに児玉新選手、ガンバ大阪からフェルナンジーニョ選手などを迎えたこのシーズン、序盤は躓きましたがシーズン中ごろには安定した強さを発揮、2006シーズンから始まった「夏に強いエスパルス」というイメージを固めました。一方で前年と同じ4位となり、鹿島アントラーズ浦和レッズといった優勝争いを最後までしたチームとの差も確かに存在すると感じたシーズンでもありました。10藤本選手や13兵働選手、18チョジェジン選手などの攻撃陣が多くの得点を積み重ねました。このシーズンで、23岡崎慎司選手がリーグ戦にコンスタントに出場し始め、2008北京五輪予選も戦うなど、チームの中で存在感を発揮していきました。

〇思い出深い試合 ホーム磐田戦(2-1で勝利)                 このシーズンの静岡ダービーはエコパでのアウェーゲーム(1-0で勝利)も試合終了間際にゴールを決めて勝利という、熱い試合でしたが、現地観戦したこともありホームでの試合が印象深いです。シーズンの割と序盤の試合、首位決戦でも残留争いでもない、中位同士の試合なのにスタジアムの雰囲気、熱気が凄かったです。選手でもない1観戦者の自分が鳥肌立つくらいでした笑

あと自分が観戦した試合では初めてコレオグラフィーを実際に見ましたが、選手入場時のコレオグラフィーをやったときのスタジアムの一体感を今でも覚えています。

 

〇好きだった選手 23岡崎慎司選手                      2006シーズンから主力選手が大きく変わっていませんが、このシーズンから輝いてくれたのが岡崎選手。FWにはチョジェジン選手が君臨していて、チョジェジン選手のポストプレーのボールを更に攻撃につなげたり、サイドに流れて起点となったりの攻撃面はもちろん、守備時のプレスでも走り回ってチームに貢献していました。2015-2016プレミアリーグレスターシティの優勝に貢献しますが、守備時に献身的にプレーできるのはこの時から変わっていないんですよね。このシーズンが天井ではなく、翌シーズン、翌々シーズンとさらに成長していくのを見ることができたのは、清水エスパルスのサポーターの1人として、嬉しかったです。

 

1発目の投稿に中盤の選手が好きと言っておきながら、ここで岡崎選手を挙げるという…この後のシーズンで日本代表に選ばれて活躍したのにもびっくりでしたが、このシーズンで試合に出始めて欠かせないメンバーになった方が個人的には驚きでした(今となっては失礼かつ見る目がないのですが…)。試合に絡み始めたこのシーズンでも、観ていて動きが鋭いと何度も思いましたし、守備でも決して手を抜かないプレーが印象的でした。

岡崎選手以外だと、このシーズン4-4-2のダイヤモンド型の中盤を採用し、トップ下で活躍した17フェルナンジーニョ選手とファン感謝デーで一緒に写真を撮ってもらったのが印象的です。また、ホームで1-3と敗けてしまいましたが、FC東京戦の13兵働選手のミドルシュートも素晴らしいゴールでした。

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明日は写真のように晴れて良いゲームを期待します